お金のこと、勉強中。

共働き10年を経て主婦になりました。お金や育児にまつわるあれこれ、調べて記録中。

【アラフォー女性の人間ドック】自分の身は自分で守る!!検査項目、追加オプションと費用、所用時間について実体験を紹介します。

今日は、人間ドックについて。
アラフォー女性が、人間ドックを受けると、どんな検査項目を、どのくらいの時間で受け、どのくらいのお金(費用)がかかるのかについて、紹介します。

 

先週、1年ぶりの人間ドックに行ってきました。
とっても面倒で億劫なんですけどね、、、
注射も嫌いだし、病院ってなんだか心理的にも嫌なんですけどね・・・

 

健康を守るため、子供たちのため、と
夫婦で年1回、人間ドックに行くことに決めています。 

 

目次:

 

人間ドックを受診したきっかけ

仕事を辞めて専業主婦になり、定期的な健康診断がなくなりました。
気にはなっていたものの、二人目を妊娠、出産したりして、乳児の子育てに忙しく(正確には、忙しさを理由にめんどくさくて・・)、数年間何もせずに放置していました。

 

そんなふうに自分の健康に疎くなっていたときに、思いがけず友人に言われたのです。

 

子供たちにはお母さんが絶対に必要だから、健康診断は行かなくちゃだめだよ!!

 

と。

これを言ってくれたのは、たまたま久しぶりに会った友人。
健康の話題になり、仕事を辞めて健康診断していない私に言ってくれました。

 

真剣に言ってくれたからか、その人の真摯な人柄のせいか、そのときの私(病院に行くのが億劫で、面倒がっていた私)にはとても心に響きました。

 

当時、去年乳がんで戦っていた小林まおさんのブログをずっと読んでいて、健康の大事さ、子供のために生きたいという気持ちに共感していたことも、心に響いた一因と思います。

 

我が家には歳の小さな子がいます。
上の子はだいぶ大きくなりましたが、内弁慶で、慎重なようで抜けているとこも多く、心配がつきません。


そう、夫婦共々、本当に、まだまだ死ぬわけにはいけません。

 

そんなふうに思うようになり、友人の言葉をきっかけに、重い腰を上げました。


主人は会社で健康診断があります。
でも、大腸がんの(検便)検査だったり、内臓の超音波検査、胃カメラなどはないので、主人を説得し、去年から二人で必ず受けることにしました。

 

人間ドックの病院の選び方

私は、以前病気でかかったことのある、近場の総合病院を選びました。
正確には、その総合病院が別所で運営している、人間ドック専門のクリニックです。


以前は、病院内で人間ドックをやっていたのですが、今は利便性と集客を意識してか、駅近の場所に人間ドック専門のフロア?クリニックを設けています。そこを選んだ基準は二つ。

  1. 通いやすいか? 
     →億劫さを軽減するためにも、通いやすさは重要
      
  2. 通院できる病院が併設or連携があるか?
     →検査で異常があったときに、再検査がスムーズになる

今後も継続して人間ドックを受けよう、と考えている方は、最初にどの病院を選ぶかはとても大切だと思います。今後、同じ病院で受けたほうが、過去の検査記録を参照してもらえます。

 

私の場合、今年が2回目だったので、今年は何かとスムーズでした。
例えば、胃カメラで反射が強い(オェっとなりやすい)とか、血液検査の注射は横になって取らないと気分が悪くなるとか、去年伝えたこと、去年起こったことがきちんと反映されていて、対処してもらえました。
 

あと、これは実際に人間ドックに行ってみて気がついたのですが、キレイな場所、というのはかなりのメリットです。

 

私が通っているのが、前述のとおり、人間ドック専門にしたクリニックなので、ホテルのようにトイレやロッカー、フロア、待ち椅子など全てがきれいなのです。椅子は肘掛ありの布地のソファのような椅子です。

 

なので、億劫な待ち時間も、さほど嫌でないのです。というか、快適!
検査と検査の間の待ち時間は、本や雑誌を読んで気分転換し、リラックスして待てます。

 

昔は、調度品にお金を掛けている病院は、ぼったくりだ!
なんて偏見を強く持ってましたが、
いくつか病院を調べたところ、どこも大差ない費用でした。同じ額なら、絶対キレイなほうが快適です!

 

アラフォー女性の検査項目と追加オプション

一般的な標準コースである『日帰り、一日ドック(胃カメラ付き)』に、『婦人科検診』である”乳がん検査”と”子宮がん検査”をオプションとして追加し、受けています。

 

”一日ドック”という名前ですが、実質半日(4時間)で終わります。
朝9時に行き、13時ごろ終了です。

 

下記に検査項目を列挙しますが、問診や、尿検査・便潜血は、事前に書類に記載したり、自宅で採取して持参するので、当日は特に何もしません。

 

当日の大まかな流れとしては、

  1. 看護師さんによる問診
  2. 看護師さんにより、身体測定、血圧や視力など、簡単なものを計測
  3. レントゲン撮影や超音波検査、婦人科の診察など、医師や検査技師による検査
  4. 血を採取
  5. 医師の診察(当日の検査内容から、わかる範囲の結果をざっと説明してくれる)
  6. 最後に胃カメラ

という流れです。

 

具体的な検査項目は次のとおりです。

『日帰り一日ドック』の検査項目

  • 身体測定
  • 血圧や心電図、心拍、眼底、眼圧、聴力、視力、呼吸器検査
  • 胸部X線
  • 上部消化管X線
  • 腹部超音波
  • 血液検査
  • 尿検査
  • 便潜血 (大腸がん検査)
  • 問診
  • 胃カメラ ※オプションで、鎮静剤によりウトウト寝た状態で処置してもらえるよう依頼

 

 

身体に負荷を感じるのは、胃カメラくらいですね。
苦手なので、沈静剤(麻酔の点滴)でうとうと眠った状態でカメラを挿入してもらうコースを選択しています。

 

”始めますね~”と声を掛けられて、鎮静剤を投入されると(点滴)、ほんの数秒で眠っちゃいます。起きたときには検査は終わっています。

 

実際は検査はほんの10分程度、その後1時間くらいベッドで寝てしまう感じです。

 

婦人科検診の『乳がん検査』

  • 乳腺超音波
  • 触診
  • マンモグラフィ

乳腺超音波は、お腹の超音波と同じように、エコーと呼ばれる超音波装置を当てて胸の周辺を調べるものです。基本、寝てるだけで、負荷はありません。

 

マンモグラフィは、おっぱいを胸元からとにかくひっぱって、ぺったんこにして板のようなものに挟み、その状態でレントゲンをとるので、痛い方はイタイみたいです。


この痛みは個人差があるようで、私は少し痛いですが(きつく、つねられてる感じ)、まぁまぁ平気です。あぁーちょっと痛かったなぁ、くらいで済みます。

 

婦人科検診の『子宮がん検査』

  • 子宮頸がん検査(細胞診)
  • 内診(触診と超音波)

胃カメラと同じくらい嫌なのが、この検査です。
やっぱり内診は苦手です。精神的にちょっとキツイですね。

 

でも、大事なことだと思います。
内診や超音波検査で、筋腫があるかとかも見てくれますし、子宮や卵巣の状態なんかも見てくれて、”今検査で診た範囲では、異常は見当たらなかったですよ”、等々、そのときに教えてくれます。

 

人間ドックの費用

明細はこんな感じです。

  • 1日コース(標準コース) 49,000円
  • [オプション]  胃カメラの静脈麻酔(鎮静剤) +5,000円
  • 乳がん検査(超音波、触診、マンモグラフィ) +13,000円
  • 子宮がん検査 +7,000円
  • 胃カメラ生検代(※) +5,000円

計:79,000 円  + 消費税  でした。

 

上記(※)の胃カメラ生検代とは、胃カメラで検査したときにポリープや病変等があると、細胞を採取して、精密検査してくれるものです。


何もなければ、かからない費用です。
私は、去年もあって、生検費用がかかり、今年もあってちょっと怖いです、、。
ちなみに去年は良性で問題ありませんでした。

 

費用はトータルで結構な額ですが、有難いことに、会社の健康保険組合から補助金が出ます。

このような補助金制度がある会社も多いと思うので、ぜひ一度確認してみてください。

 

まとめ

面倒だったり、億劫だったり、病気がわかっても嫌だし・・等々いろんな理由で行かない方、多いと思います。

 

私もそうでした。

 

でも、実際は4時間ほどで一通りの検査ができちゃいます。
婦人科検診もあり、鎮静剤で眠ってしまっても、4時間で終わります。
費用はかかりますが、補助のおかげで実費は少なくてすみます。

 

365日のうちの、4時間。有意義な4時間と思えます。
たった4時間だとわかったので、それでも億劫だけど、キレイでリラックスでき、かつ通いやすいところを選べたので、私は続けられそうです。

 

今結果の通知を待っているところです。
1~2週間ほどで結果が郵送されてきます。
健康に自信のない私は、待っている間もちょっと憂鬱です。たぶんどこかしら再検査があったりすると思うので、怖い気持ちもあります。

 

でも、やっぱり自分の身は自分で守らねばなりません。

 

面倒でも、億劫でも、あの時受けてれば、、と大きな後悔だけはしないように
子供のため、自分のために、と思って、来年も受けようと思います。

 

それでは、また。