【株】株式投資の売買記録をノートに。投資記録を残して運用成績UPしたい
このところ、少しずつ日経平均株価が上昇していますが、持ち株は昨日もよく売られ、我慢の日々が続いています。こんなときは、買いたい銘柄があれば指値注文だけしておき、基本はあまり見ないようにしています。狼狽売りしそうになるのでっ。
さて、今日は私がつけている株式投資の売買記録ノートを紹介します。
”売買記録をつけた方が成績が向上する”、とよく書籍にかかれており、私も実践しています。でも、何を書くべきか、最初はなかなかしっくりこず、だいぶ試行錯誤しました。今まで3,4回ほど書き方や項目を改め、最近、ようやく形が決まってきたので紹介したいと思います。
株の記録方法を迷っている方、これから株を始める方のご参考に。
目次:
2冊のノートで株の売買記録
- マンスリーノート:株スケジュールと、売買日、週ごとの成績記録
- 大学ノート:各銘柄ごとの売買記録
実際に使っているのはこちら↓ 無印良品のA5版が使いやすく、近くにおいて随時記録しています。
1冊目:A5マンスリーノート(月間ノートで全様把握)
無印の月間マンスリーノートを使い、主に次のことを記録しています。
- イベントの日
>>気になる銘柄の決算日、SQ日、権利確定日、FOMCなどの重要イベント等 - 土日の欄に、週の成績
>>各銘柄の損益、全持ち株の評価額の総額、現金の残金 - 株の売買日
>>買い、売りの記録と損益額 - 気になったこと
>>大きな値動きや、重要なIR情報等
普段は上の写真のとおり、手書きなのですが、記入イメージはこんな感じです↓
これらを記録しておくことで、
- 決算前やSQ前など、売買に気をつけるタイミングを見落とさないようにする
- 週単位、月単位での、自分の運用成績(資産の増減)を把握する
- 売買からの日数、保有期間などを確認しやすくする
- 日経やIR等と株価変動の関係など、動きの関連性を探る
などに活用しています。
少しずつ情報が出るたびに、気づきがあったときなど、追記していきます。
2冊目:大学ノートで、銘柄ごとの売買記録
こちらのノートには、銘柄ごとの売買記録を残しています。
具体的には、ノートを見開きの状態にして、見開きの左ページに「買い」時の情報を、右ページに「売り」時の情報を、自分の考えや気持ちとともに記録します。
こちらも普段は手書きですが、記入イメージはこんな感じです↓
記入項目は次のとおり。
左ページの項目:
- コード&銘柄名
- 買い日
- 単価*株数
- 手数料
- 購入理由、目標株価/損切りめやすの価格、保有期間の目安、株価上昇シナリオ
右ページの項目:
- 売り日
- 単価*株数
- 手数料
- 損益
- 売り理由、反省点等
このノートで大事なことは、『買い』の際に決めた(考えた)内容をきちんと残しておき、『売り』に活かすことです。
例えば、『買い』時点で、
”〇〇が好調で、株価xxあたりが目標”
など、色々”買い”に値する理由を検討したのに、思いがけず株価が伸び悩んだり、下落することはよくあります。そんなとき、きちんと買い理由を再確認する術があると、狼狽売りを防ぎ、忍耐を持って株価上昇を待つことができます。
同じく、『売り』を検討する時点においても、
PER等から算出した、売りの目標株価等をきちんと明記しておけば、株価が上昇して売り時を考えるときに、きちんと売ることができます。
売買記録をしたことで何がわかるか
私の場合、これら2つのノートを記録し始めてから、何度か見返してみて、明らかに次の2つの傾向(癖)があることがわかりました。
- ナンピンするときの、日数の間隔が短すぎる
→ 焦って短期間で追加購入することが多く、その後さらに株価が下落して
傷口を広げることが多い。
ナンピンのときは、さらに下がらないか十分に気をつける必要アリ。 - 売り理由に、「市場の状況が悪化して、これ以上の株価下落を避けるため」が多い
→ 市況にビビッてしまい、薄利撤退しすぎ。
そう、売買記録をしたことで、自分の売買の癖を見つけることができるようになりました。これは、とても大きな成果だと思っています。今後も売買を繰り返しながら、自分の気づきを増やし、またノートも改良していきたいと思っています。
※投資を始めた頃に役立った、おすすめ本をこちらの記事で紹介しています↓
ご参考:使っているノート
今使っている、上の写真のノートは、二冊とも無印良品の100円/冊ほどのものです。今の使い方が定常化しそうなので、マンスリーと大学ノートが合体した、こちらの手帳形式のノートもいいなぁと思っています↓